おしっこが出ない<猫の膀胱炎>
=寒い季節ネコに大敵=
「おしっこが出ない。」
トイレに頻回に出入りをしていたら要注意!!
気温が低くなり寒い季節にかかりやすい病気です。
腎臓から尿管、膀胱、尿道などに尿石ができて、尿道につまって排尿障害を起こす場合もあります。特にオスは尿道が細く短いために尿石が尿道につまり尿がで全く出なくなり尿毒症を起こし死につながる可能性もある重大な病気です。
どんな症状でしょう
トイレに行く回数が多い。
トイレに行くが尿がなかなかでない。(便秘と間違えることが多い)
一回の尿量が少ない・痛そうに鳴くことがある。
尿に血が混じる。
原因は
水分摂取量の不足・・・
猫は元来水を飲む量が少ない動物なので尿が濃縮されて結晶(石)が出来易くなる。
ドライフード(マグネシウム)の出しっぱなし・・・
常に食事をすることで膀胱内が細菌のたまりやすいアルカリ性に傾いたり、マグネシウムを多く取ることにより結石が出来易くなる。
汚れたトイレ・・・
猫はキレイ好きのため1度トイレが汚れると次の排尿を我慢する傾向があり、尿が膀胱にたまりやすい。
そのほか・・
運動不足、肥満、ストレス、細菌ウイルス感染など。
次の条件がそろえば要注意!!
室内飼いのオスの洋猫でドライフードを常時出しっぱなし
→ ネコ膀胱炎発症の可能性大
治療は
尿道に尿石がつまりおしっこが出なければ命にかかわるので、ペニスの先端からカテーテルを入れて尿石を取り除いたり、超音波で尿石を砕いて尿道を開通させ排尿させます。
尿道が開通できない場合には、尿道を切り開く重大な外科手術が必要な場合もあります。また、膀胱炎を起こしていれば抗生物質を投与します。
尿の成分を調べてそれにあった食事療法も開始します。
【尿道にカテーテルを入れて排尿】
予防は
食事の管理が一番です・・動物病院にはネコの下部尿路疾患に最適の食事を用意しております。決まった食事を決まった時間に与えるようしっかり管理すればほとんど再発は予防できます。
トイレは常に清潔に保つ。
新鮮なお水をいつでも飲めるように用意しておく。
【当院でお渡ししている食事】